【必須操作!】SV405CC ファームウェア アップデート方法

SV405CCファームウェアアップデート方法SV405CC

SharpCap 4.0.9464 以降の使用には ファームウェア アップデート が必須に!

2022年11月現在、SharpCapの最新版 4.0.9464 は SV405CC ファームウェア バージョン 2.0.0.6 を必要とする SVBONY カメラドライバ 1.9.8 をサポートするようになりました。

SVBONY カメラドライバ 1.9.7 において、 SV405CC の ファームウェア のアップデートが必要となったため、SharpCapを使用するユーザーはこれを対応する必要があります。また、N.I.N.Aなどのソフトウェアも今後対応が必要になってくるものと思われます。

今回は、最新ドライバを使用するためにファームウェアアップデートの方法を解説致します。

SharpCap とは?については以下の記事をご参照ください

【電視観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
カメラキャプチャツール SharpCap 天体望遠鏡に接続したカメラの画像をリアルタイムで表示してくれるツールこそが SharpCap です。ASCOM と連携することで、 SharpCap からプレートソルビングの指示も行えます。 今回は...

N.I.N.A とは?については以下の記事をご参照ください

【南の空でも出来る!】 N.I.N.A で北極星を使わない極軸合わせ
N.I.N.A と Three Point Polar Alignment プラグイン N.I.N.A のプラグイン「Three Point Polar Alignment」を使用すれば、南の空でも極軸合わせを行えるようになります。今回は ...

用語のおさらい

ドライバ とは

カメラをパソコンに刺しただけでは使用できないことはご存じの方が多いことと思います。ドライバはパソコンとカメラが通信するために必要なソフトウェアです。

SharpCap や N.I.N.A はドライバを介してカメラと通信します。

ドライバはカメラメーカーのウェブサイトで配布されているので、適宜ダウンロードしてパソコンにインストールする事になります。

ファームウェア とは

実はカメラ自体にも小さいコンピュータが内臓されており、その中で動いているソフトウェアがファームウェアです。製品発売後に発覚したハードウェアの問題もファームウェアの修正で吸収することがあります。

ドライバの更新と比べて、ファームウェアの更新頻度は低いものです。ですので、ファームウェアアップデートをしたことが無い方もいらっしゃるかもしれません。

SDK とは

Software Development Kit の略で、主にソフトウェア開発者向けのソフトウェアです。SharpCap や N.I.N.A はこの SDK を使って、ドライバと通信します。

SDKは一般ユーザーには関係のないのですが、ドライバの細かい変更履歴が記載されていたり、カメラの挙動を把握する助けにもなるので、ご興味がある方は覗いてみてください。

SVBONY カメラドライバのバージョン履歴

直近のドライバの変更履歴を見てみましょう。ユーザーから報告があった多くの問題が修正されているようです。主だった変更を抜粋します。より詳しい内容は SDK の ReadMe.txt をご参照ください。

  • 1.5.0 (2021-9-16)
    SV405CC に対応
    温度制御命令の追加
  • 1.6.2 (2021-11-22)
    SV405CC の一部不具合修正
    SV905C のカメラに対応
  • 1.6.5 (2022-02-21)
    SV405CCのフレームフェッチタイムアウトとアンプグローの問題を修正
  • 1.7.3 (2022-6-14)
    SV405CC の温度制御が不安定になる問題を修正
    SV405CC のソフトトリガーの1フレーム目のタイムアウトの問題を修正
    SV405CC の最大ゲインを57dBに変更し、HCGゲインコントロールを追加
  • 1.8.1 (2022-7-6)
    SV405CC のフルウェルの最適化
    SV505C の性能最適化
  • 1.9.0 (2022-7-20)
    SV505C, SV605CC, SV705C に対応
  • 1.9.1 (2022-8-2)
    いくつかの不具合修正
  • 1.9.2 (2022-8-10)
    いくつかの不具合修正
  • 1.9.3 (2022-8-13)
    SV505C, SV705C のソフトトリガーで画像が出力されない不具合を修正
  • 1.9.4 (2022-8-17)
    syslogの出力を無効に
  • 1.9.6 (2022-9-28)
    SV705C でRAW8という低解像度の画像を出力できない不具合を修正
    SharpCap 使用時にDirectShowでカメラを複数回開くことができない不具合を修正
  • 1.9.7 (2022-11-03)
    SV405CC が応答しなくなることがある不具合を修正(カメラファームウェアを v2.0.0.6 にバージョンアップする必要がある)
    SV405CC で最大解像度を設定できない不具合を修正
  • 1.9.8 (2022-11-09)
    SV405CC で一部の解像度画像が正しく設定されない不具合を修正

以上のように、短期間で多くの修正が行われていることが分かります。
特に、1.9.7ではファームウェアの更新が必須となっている為、以降の不具合修正の恩恵を受けるにはファームウェアアップデートをしなければなりません。

ファームウェア のダウンロード

それでは手を動かしてまいりましょう。

ファームウェアはSVBONYのウェブサイトから、「SoftWare-Driver」のページを開きます。

SoftWare-Driver
SoftWare-Driver

ページ下部の「Upgrade Notification」をクリックします。

SVBONYのSoftWare-Driverページ
SVBONYのSoftWare-Driverページ

すると、ファームウェア「SV405CC_Upgrade_tool_2.0.0.6.zip」が一覧に表示されるので、「DOWNLOAD」ボタンをクリックしてダウンロードします。

ファームウェアのダウンロード
ファームウェアのダウンロード

ダウンロードが完了したら、以下のzipファイルを解凍してください。

ファームウェアのzip

ファームウェアのインストール

ファームウェアを SV405CC にインストールしていきます。

まずは、SV405CC をパソコンに接続して下さい。

その後、先ほどダウンロードしたファームウェアの「SVBUpgrade.exe」を起動します。

ファームウェアアップデータの起動
ファームウェアアップデータの起動

ファームウェアアップデータが起動したら、「Version:」の欄を確認しましょう。ここには現在SV405CCにインストールされているファームウェアのバージョンが表示されます。

より新しいバージョンのファームウェアをインストールするために、「Select Upgrade File」をクリックします。

ファームウェアアップデータの画面
ファームウェアアップデータの画面

インストールしたいファームウェアを選択する画面が表示されるので、先ほどダウンロードしたzipファイルに同梱されていた「SVBONY_SV405CC_v2.0.0.6.upg」を選択します。

ファームウェア選択画面
ファームウェア選択画面

これでファームウェアアップデートの準備が整いました。「Upgrade」ボタンをクリックすると、更新処理が開始されます。

ファームウェアアップデート開始

処理が完了すると、以下のようなポップアップメッセージが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。このメッセージは「アップデートが完了しました。カメラのUSBケーブルを再接続してください」と表示されています。

ファームウェアアップデートが完了した
ファームウェアアップデートが完了した

ここで、一度 SV405CC をパソコンから取り外し、再度接続してください。

SV405CC を再接続したら、「Refresh」ボタンをクリックして画面表示を確認してください。先ほどは「Version」の欄には 2.0.0.4 と表示されていたものが「2.0.0.6」となっていることが確認できます。

ファームウェアバージョンの確認

最後に

以上の操作でファームウェアのアップデートが完了です。以降は通常通りドライバの更新をしてお使いいただけます。

もしも、ドライバアップデート方法も知りたいという方がいらっしゃいましたら、コメント欄でお知らせください。別途記事を書こうと思います。

それでは、皆さま良い天文ライフを!

コメント

タイトルとURLをコピーしました